マッサージ機器売り場、変革の時!



新しいスタイルのマッサージチェアが各社から発売されている。インテリア性の高い、コンパクト形状のマッサージチェアだ。フジ医療器は「マッサージ機器市場の新たなカテゴリー」と明言し、ドリームファクトリー(ドクターエア)は「THE NEXT STAGE OF MASSAGE」をキャッチフレーズとしている。

マッサージチェアの新たなカテゴリー

フジ医療器「ロースタイルマッサージチェアH AS-LS1」。カラバリは5色展開。右端からの3色は受注生産による限定色だ。
ドリームファクトリー ドクターエア「3D MAGIC CHAIR」

フジ医療器は12月10日「ロースタイルマッサージチェアH AS-LS1」を発売。「ロースタイルチェア」という新たなカテゴリーとして発表された同製品は、「空間」利用をテーマに開発されている。ポイントは、「空間開放感」「リラックス空間」「空間演出」の3点だ。

1.空間開放感

ロースタイルチェアは、既存のチェアタイプよりも背もたれの高さを約30㎝、座面の高さを約16㎝ダウンさせている(フジ医療器AS-1000との比較)。限られたスペースを広く見せる効果とともに、座りやすさとくつろぎ感も提供する。

2.リラックス空間

座面が左右に45°回転するので、リラックス時に体への余計な負荷をかけることなくスムーズな着座や立ち上がりが可能。また、収納式足置きのフットレストを出すとよりリラックスでき、足を上にあげることで、マッサージ時にもみ玉が体により密着するという効果もある。

3.空間演出

Bluetooth対応2.1chスピーカー搭載で、スマホから手軽に音楽を再生できる。お気に入りの音楽を聴きながらゆったりとマッサージできるのだ。(オーディオ入力端子(AUX IN)からの接続も可能)

このような新しいスタイルのマッサージチェアを開発した背景を探る。