ビックカメラがアキバに出店 6月にソフマップ本館を転換
総合家電店としてオープンした秋葉原本館
ソフマップ秋葉原本館は2007年9月6日に旧ヤマギワ本店跡地にオープン。オープン当時は携帯電話、パソコン、デジカメなどの情報家電だけでなく、洗濯機や冷蔵庫、エアコン、調理機器や理美容、照明、おもちゃなども取り揃える総合家電店だった。
旺盛な出店を図るビックカメラ
ビックカメラは2016年4月に大阪で「あべのキューズモール店」を出店。9月には広島に「広島駅前店」をオープンした。さらに2017年4月には「名古屋JRゲートタワー店」と、4月21日には「Air BIC CAMERA アクアシティお台場店」をオープン。今秋には船橋東武店(仮称)のオープンも控えており、意欲的な店舗展開を見せている。
パソコン市場が長期の需要低迷下にある状況で、ソフマップは2015年8月期、2016年8月期とも売上高が前年2桁減で、3期連続で営業損失が続いている。
2017年の1月31日に梅田店を閉店し、4月2日には日本橋店をなんばザウルス1・2に移転。ビックカメラ店内にインショップとして出店していた水戸駅店、八王子店、鹿児島中央駅店、札幌店、新潟店も2017年に入ってから閉店している。
秋葉原本館は7フロア構成で、売り場面積は約4,600㎡。ビックカメラがどのような店舗を作るのかに関心が集まるところだ。今の秋葉原はサブカルの街になっており、アニメファンや訪日外国人が混在する街だ。
インバウンドに力を入れているビックカメラが訪日外国人に軸足を置くのか、または秋葉原を訪れる女性客や若年層をターゲットとするのか、公式なリリース発表を待ちたい。
関連リンク
株式会社ビックカメラ
株式会社ソフマップ