母の日、父の日のプレゼント マッサージ機器のオススメ機種(前編)
プレゼントを、「する」側と「される」側の傾向
父や母へのプレゼントで、「肩たたき券」をプレゼントした経験のある人は多いのではないだろうか。イラストを入れてみたり、文字を飾り文字にしてみたり、作り手の気持ちがこもった手作りの肩たたき券は、親子の大切な思い出となる。この肩たたき券に代表されるように、疲れている親は昔よりも増えている。
親としては若い20代~40代でも、疲れを自覚している人は多い。
ということで、来る母の日、父の日にはマッサージ機器がオススメ。では、プレゼントする側の購買傾向はどうだろうか。
まず気になるのが、予算。下図を見ると、ボリュームゾーンは3,000円~5,000円。しかし、1~3万円未満を考えている人も11.2%いる。予算をちょっと超えるような範囲でも、お客が父母に贈りたくなるような商品をオススメしよう。
さて、父の日、母の日というと、父母にに感謝の気持ちを表す日。自身の両親だけでなく、配偶者の父母にプレゼントを贈る人も多い。さらに、父の日・母の日をきっかけにして、近しい人に感謝や親しみを込めてプレゼントをする人も少なくない。
お父さん、お母さん、どこが疲れてるの?
先述のように、お疲れ気味のお父さん、お母さん。共働き家庭や、社会進出をする女性の増加、仕事でPCを使用する“座り作業”が多くなるなどのライフスタイル、ワークスタイルの変化により、抱える悩みも多様化しているようだ。
マッサージ機器を取り扱う各メーカーに聞くと、一般的に女性は男性よりも筋肉量が少ないこともあり、コリや痛みを感じやすいという。特に首や肩のコリを訴える人が多い。また、男性は凝っていることに気づいていない人もおり、マッサージ機器を使ってみると、使用前よりも体が軽くなったようで、体が凝り固まっていたことを初めて認識する人もいるという。
下図は、お母さんが肉体的疲労を感じている部分。
上位3か所については、お父さんも同様の結果が出ている。特に目の疲れはPC作業の他に、スマホやタブレットなどに長時間触れていることからくる現代人特有の悩みだ。