ビックカメラ、無人買取受付サービスを5月31日から開始


ビックカメラグループは、家電小売業界で初めてロッカーを活用した無人買取受付サービス「ラクウルポスト」をビックカメラ有楽町店で開始した。

「ラクウルポスト」は、不要になったデジタル製品やホビー品などの買取希望品を申込書とともに専用ロッカーに入れると、買取受け取りができるサービスだ。買取受付の際に待つ必要がないので、お客は来店時の隙間時間を利用して、買取サービスを利用できる。基本的に査定結果の案内や買取金額の支払いは、即日に行われる。受付自体は非対面形式だが、買取依頼に対する査定結果や買取金額の支払いは対面で行うため、受付時に提示された査定終了時刻以降に当該コーナーに再来店する必要がある。

ビックカメラグループは、既にデジタル製品やホビー品など幅広いジャンルの品を店頭、または宅配で買取をしているが、査定結果の案内は即日ではなかった。そこで非対面での買取で、すぐに買取金額を受け取れる「ラクウルポスト」のサービスを導入したという。

サービス開始は5月31日、設置場所はビックカメラ有楽町店5階 サービス・サポートカウンター。受付時間は午前10時から午後10時。今後は他店舗への展開も予定している。

ラクウルポストの利用手順は次の通り。

1、「ラクウルポスト」専用ロッカーに常備された申込書に必要事項を記入
2、 タッチパネルを操作して買取品を入れるロッカーを指定
3、 買取希望品と申込書をロッカーに入れ、査定終了時刻を確認
4、 査定終了時刻以降、再来店(サービス・サポートカウンター)
5、 査定金額の確認、譲渡承諾、本人確認書類の確認後、買取金額を支払う

「ラクウルポスト」専用ロッカーは、宅配ロッカーなどのレンタルサービスを行うフルタイムシステムが提供する。寸法は3種類で、M (高さ52.4cm × 幅41.1cm × 奥行き54.6cm)、S (高さ24.6cm × 幅41.1cm × 奥行き54.6cm)、SS(高さ10.8cm × 幅41.1cm × 奥行き54.6cm)。