ビックカメラが池袋エリアの店舗改装を行い、小型店舗を新規出店


ビックカメラは16日、池袋エリアで展開する2店の改装と1店の新規オープンを発表した。コロナ禍という状態が続く中で、よりお客の利便性や売り場での発見に貢献するため、店舗を再編するものだ。本年1月に閉店したカメラ館のカメラも本店からパソコン館に移し、体験やコト軸での提案に注力する考えである。

ビックカメラが7月30日にオープンするのは「ビックカメラ池袋SELECT」。2フロアで売り場面積は500㎡。“SELECT”は出店地域の客層や立地環境などに合わせて取扱商品をセレクトした店舗を指す。7月15日に一部の報道で「家電コンビニ」と称していたが、これは既存店の形態であり、誤報だ。

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新店の池袋SELECTは池袋東口のサンシャイン通りに面している

“SELECT”店は2017年11月、東京・原宿に1号店を出店。今回の池袋は4店舗目となり、セレクトした商品はApple製品とスマートウォッチ。特にApple製品については正規サービス・プロバイダによる修理サービスも行い、販売から修理サービスまでワンストップで対応する。

Apple製品自体はパソコン館でも扱っており、異なる店舗で商品が重複する。これについて同社では「池袋SELECTは修理にも対応しており、販売だけでなくiPhoneの修理などサポートまでワンストップで提供できます。2フロアの小型路面店なので、気軽に立ち寄っていただける店舗です」と説明する。

池袋本店は家電フロアを拡充し、買い物の環境づくりに注力

今回、改装するのは2店舗で、池袋本店と池袋本店パソコン館。池袋本店は携帯売り場を1階に変更して売り場を広げるとともに、2フロアで展開していた家電売り場を3.5フロアに拡大する。今後、5Gの普及が見込まれ、キャリアのサブランドも増えている状況に対応し、カウンターの増設や専門性向上を図るという。

家電売り場については「ファミリー層にゆったりと買い物を楽しんでいただくために什器を低くしたり、動線を広く取っています。また、実演コーナーを増やし、コト軸で提案するような展示演出スタイルも多く採用しています」とのことである。

パソコン館はカメラ・パソコン館に改称

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パソコン館では携帯や一部のゲームも扱っていたが、今回の改装でこれらは本店で取り扱うことになった

池袋本店パソコン館は今回の改装で店舗名を池袋カメラ・パソコン館に改称。今年1月に池袋東口カメラ館が閉店し、カメラは池袋本店地下1階に集約されていたが、パソコン館に移動する。パソコンとデジタルカメラはもともと親和性が高く、カメラで撮影した画像や動画をパソコンで編集するユーザーは多い。撮影と撮影後に必要な商品が同じ店舗の中で揃うため、お客にとっては便利だ。

3店とも7月30日オープンだが、池袋本店と池袋カメラ・パソコン館は営業をしながらの改装という。「お客様の購買代理人」と自社の立ち位置を表現する同社が、どのような売り場をつくっていくのか、オープンを待ちたい。