ヨドバシとビックカメラ10店舗で LINEモバイル即日引き渡しカウンターを開設
3月15日、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaと、ビックカメラ有楽町店でLINEモバイルの即日引き渡しカウンター開設記念イベントが開催された。
今回、即日引き渡しカウンターを設置するLINEモバイルは2016年9月のサービス開始以降、ネット上での販売を行ってきた。今回、さらなる販売チャネルの拡大を目指し、ビックカメラ、ヨドバシカメラ全10店舗に即日受渡しカウンターを開設する。カウンター設置店舗は、ビックカメラが有楽町店、ビックロ、ラゾーナ川崎店、名古屋駅西店、なんば店、ヨドバシカメラが新宿西口本店、マルチメディアAkiba、マルチメディア横浜、マルチメディア川崎ルフロン、マルチメディア梅田となっている。
LINEをきっかけとした学生新社会人の来店に期待
ビックカメラ有楽町店のイベントにはLINE株式会社取締役CSMO舛田淳氏、LINEモバイル新TVCMタレントののんさん、ビックカメラ執行役員有楽町店店長の佐藤壮史氏が登壇した。
舛田氏は、「LINEモバイルはサービスを開始してから半年が経ちました。当社ではこの半年間を準備期間として、サービスの改善やサーポートの充実を進めてきました。その結果、ユーザー満足度調査では93%という高い満足度をいただいています。ここからさらに飛躍し成長するためにいろいろな取り組みを開始します。本日から開始するのがTVCM。そして即日受け付けカウンターも設けました。リアルなタッチポイントを今後数100ヵ所規模で展開していきます」と今後の方針を示した。
続いて佐藤店長は「ビックカメラではオリジナルのSIMカードの提供も行っていますが、お客様のニーズが多様化する中で、お客様に求められる品揃えを強化するために取り扱いを開始することになりました。即日発行カウンターを設けることで、「LINE」の利用頻度が高い学生や、新社会人のお客様の利用が多数あるのではないかと期待しています。なんといっても、SNS使い放題プランは多数のお客様にお喜びいただけるのではないか考えています」と話した。
セレモニー後、舛田氏は囲み取材に応じ、量販店に出店することへの期待感について次のように答えた。
「当社は解約率が少なく、ユーザー満足度も高いというデータが出ています。これまでオンラインで申し込みを受け付けていましたが、オンラインではハードルが高いという方もいらっしゃいました。家電量販店という皆様が普段から訪れる場所にタッチポイントを設けることで、申し込みのハードルが低くなると感じています。今後会員数を増やしていくために大きな期待をしています」。
ヨドバシまずは梅田からカウンターを設置
一方、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaのイベント会場ではLINEモバイル株式会社代表取締役社長の嘉戸彩乃さんと、ヨドバシカメラ専務取締役本部長の日野文彦氏が登場。
冒頭の挨拶で喜戸社長は次のように語った。
「LINEモバイルはサービス開始以来ネットチャネルのみでやってきました。ユーザー満足度も非常に高いことから、この度リアル店舗で即日カウンターをやってみようということで始まりました。ヨドバシカメラ、しかも秋葉原という日本の家電店のメルクマーク(指標)のようなところで始められることを非常にうれしく思います」
日野専務取締役本部長もLINEモバイルに期待
続いて壇上に立った日野専務取締役本部長は次のように挨拶した。
「今日はLINEモバイルとヨドバシカメラの初日で、記念すべき日となります。ちょうど今から2年前の2015年の5月に、この場でヨドバシカメラは”今年はSIMフリー元年を迎える”というお話をさせていただきました。まもなく2年経ちますが、皆さんご存知のように世の中はどんどんそこに注目をしています。今回、LINEモバイル様と共に大きな目標に向かって取り組んでいきたいと思っています。
当社も、SIMフリー、SIMフリー端末ともに前年比200%の数字となっています。ますますこれからも大きな目標に向かって、たくさんのお客様に喜んでいただきたいと思っています」。
ヨドバシカメラでは3月18日に梅田でLINEモバイル専用のカウンターを設ける。今後、秋葉原でも専用のコーナーを設置する予定だ。