ヤマダ電機テックランドフォレオ青梅店 サービスと商品で他店差別化図る リピーター獲得はソリューション対応で


6月9日、東京都青梅市の商業施設フォレオ青梅の2階に、ヤマダ電機テックランドフォレオ青梅店がオープンした。売り場面積はワンフロア構成の3,258㎡、駐車場は共用で322台だ。フォレオ青梅は、圏央道青梅ICそば、都道181号藤橋小作線沿いの商業施設。ヤマダ電機のほかには、食品スーパーのベルク、ドラッグストアのツルハドラッグが出店する。

ヤマダ電機 テックランドフォレオ青梅店の商圏は青梅市を中心としたエリア。近隣にはケーズデンキ青梅店、ノジマ青梅統合館が立地する。

オープンに際し、同店の平良力治店長は「当初は昔からお住いの高齢のお客様が多いと考えていました。しかし今日のお客様の様子をみると、予想より家族連れのお客様が多く来店されているようです。今後お客様のご要望に合わせて店づくりをしていきたいと考えています」と話す。当面は新規客の獲得のため、店の良さを伝えていくことに注力するという。

また、「来店のお客様に対し、スタッフ一人ひとりがしっかりとご案内をする体制づくりを心がけています。第一印象を良くすることがリピーターの獲得につながので、明るく元気よくお客様をお出迎えしましょうとスタッフに話しています」(平良店長)

ポーターサービスを店内でアピールする

デジタルサポート、リフォーム事業に期待

店内にはテクニカルサポートの対面式カウンターを設置。POPでランサムウェア対策や、PCの無料診断などのサービスについても訴求していた。PC、タブレットの売り場とテクニカルサポートを連動させるよう、売り場づくりに力を入れたという。

店内奥ではスマニティ関連コーナーを配置。ガスコンロ、洗面化粧台、給湯器などを展示していた。近隣は戸建て住宅が多いことから、リフォーム需要の取り込みを図っていく狙いだ。

白物家電の近くにスマニティコーナーを展開

関心を集めるFUNAIコーナー

FUNAI製品コーナーの前で足を留めるお客が少なくなかった

オープン時に多くのお客が足を留めていたのがヤマダ電機が独占販売をするFUNAIのコーナーだ。入り口付近の大画面テレビコーナーだけでなく、ブルーレイレコーダーコーナーでも、商品を吟味するお客の姿が多くみられた。

オリジナルブランドや独自商品の展開を図る

店内には、ハウステックの軟水器アクアソフトや、オリジナルブランドのハーブリラックスコーナーを設置。デジタルサポートのカウンター付近ではヤマダニューモバイルのコーナーも設けていた。FUNAIも含め、ヤマダ電機の独自商品が多く展開され、品ぞろえ面での他店との差別化が図られた店舗となっていた。

理美容・健康コーナーには軟水器アクアソフトを展示