見えない空質を「見える化」 空気清浄機販売の一押しに


Blueair(ブルーエア)社は、空気清浄機専業メーカーならではの製品づくりで、より良い空質環境を目指す。その、先進的で独自な製品特長をまとめた。

夏に空気清浄機を利用するメリット

今年も猛威を振るったスギ花粉のシーズンが過ぎ、家電量販の店頭における空質関係コーナーでは、エアコンや除湿機、扇風機の販売に注力するシーズンとなった。それに伴い、今の時期は空気清浄機の展示スペースが縮小されている。しかし、通年で使用する空気清浄機をこれからのシーズンで使うメリットは大きいのだ。

梅雨から夏にかけて増えるダニ対策や、8月から発生する秋の花粉(ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、イネ科)が引き起こすアレルギーへの対策と、このシーズンだからこその空気清浄機の訴求ポイントがある。通年商品として、POP等でお客へのアピールを継続していこう。

PM2.5対策についてお客に気づきを促す表示。(ビックカメラあべのキューズモール店オープン時)

家電量販店の販売員に話を聞くと、「空気は見えないものなので、空気清浄機の接客トークは製品のスペックに偏った訴求になりがちです。購入を迷っているお客様の背中を押すような直球の訴求方法はないものかと常に考えています」と、見えない空気の改善を訴求する空気清浄機ならではの課題点があるという。

目に見えない空質を“見て”“改善”

そこで、空気清浄機専業メーカーであるスウェーデンのブルーエア社が開発したのが、「空気が見える」空気清浄機、「Blueair Classic」だ。

「Blueair Classic」は3タイプで展開。左から推奨フロア面積44畳のBlueair Classic 680i(13万円)、同24畳のBlueair Classic 480i(9万円)、同16畳のBlueair Classic 280i(7万円)(価格はメーカー直販価格、税抜き)

Wi-Fi機能搭載で、スマートフォンアプリ「Blueair Friend」をインストールしたスマートフォンと「Blueair Classic」本体とが連動。スマートフォンの画面上で、電源のON/OFFなどの遠隔操作はもちろんのこと、屋内外の空質を“見る”ことができる。

まずは屋外の空質を見てみよう。ブルーエア社は日本国内1,487カ所の空質状態をモニタリングしているので、住んでいる地域の空質情報を「Blueair Friend」から入手できる。

AQIとは、アメリカ環境保護庁(EPA)が定める空気質指標のこと。その指標に則り検知した屋外気質は、“きれい”を示している(空気状態のレベルは日本語表記あり)

屋外の空質で調べられる項目は、二酸化炭素、一酸化炭素、オゾン、PM2.5、VOC(揮発性有機化合物)、など8項目。VOCとは、「揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、トルエン、キシレン、酢酸エチルなど多種多様な物質」(環境省)のこと。人体に影響を与える有害物質が含まれる。

空質状態は、「とても汚れている」から「とてもきれい」までの6段階表示。「Blueair Friend」アプリは、室外の空気環境を可視化するだけでなく、VOCなどの聞き慣れない各項目の説明、さらには、その空質に応じた対応策まで提示してくれる。

例えば屋外環境が「とても汚れている」の場合、「窓が閉まっていることを確認してください。屋外活動を延期し、空気環境を監視し続けましょう」とアドバイスもしてくれる。

屋内の空質を表示する画面

屋内環境については、「Blueair Classic」シリーズ内蔵のセンサーが自動でモニタリングをする仕組みだ。屋内の空質で調べられる項目は、PM2.5、VOC(揮発性有機化合物)、CO2(二酸化炭素)、温度、湿度の5項目。室内の空質状態に応じて運転速度や設置場所を変えることで、空質環境を改善することができる。

メーカー担当者によると、「ブルーエア空気清浄機を持っていない方でも、「Blueair Friend」をダウンロードするとスマートフォンで屋外空気のモニタリングはできます」とのこと。空気は見えないので、訴求の決め手に欠けるという販売員に、この「Blueair Friend」アプリがオススメだ。

例えば、入店前に外の空気環境を確認してから店頭に立ち、「今日の外の空気はこのような状態でした。空気清浄機を購入すれば、外気に影響されない快適な室内環境を実現できます」というトークが展開できる。さらに、外気の有害物質が室内に影響を及ぼしていないかどうかを、「Blueair Classic」ならばアプリ連動で確認することができる。空気が見える空気清浄機のメリットを積極的に訴求したい。

IoTコーナーに展示されているブルーエア社の空気清浄機(エディオン蔦屋家電オープン時)

シンプルかつ効果的な独自のフィルター

ブルーエア社は、スマホとの連携において、空気清浄機専業メーカーならではの独自性を打ち出しているが、本質である空気清浄能力においても、もちろん秀でた能力を備えている。

「Blueair Classic」を始めとした同社の空気清浄機に搭載されているのは、独自の「HEPA Silent」フィルター。浄水器のような仕組みで、目の粗い層から目の細かい層へと段階を踏んで空気中の有害物質を漉し取っていく。

さらに、下図のように、フィルターと本体内部でのイオン発生効果による独自の「HEPA Silent テクノロジー」によって、微粒子までキャッチしながらも、フィルターの目詰まりが起こりにくい。フィルター交換目安は、毎日24時間使用した場合、6カ月となっている。

本体に取り込まれた空気内に含まれる粒子や微生物などがフィルターを通過する前に本体内部から発生されたイオンによってマイナスに帯電。その後、静電気を利用してフィルターに有害物質が吸着する

さらに特筆すべきブルーエア社の特長は、大風量。汚れた空気の吸引とともに、クリーンな空気の排出が大風量のため、室内の空気が循環する速度も速い。ゆえに、空気清浄量も多くなる。0.1μmの微粒子を99.97%除去※と、清浄能力は折り紙つきだ。

大風量と優れたフィルターによる空気のろ過システムは、非常にシンプルかつ高性能。お客の理解もスムーズに進むだろう。

空気循環というところでは、もちろんサーキュレーターとまでは行かないが、「Blueair Classic」の大風量を生かして、梅雨で室内に溜まる湿気や、エアコンによる室内温度の偏りを緩和する効果にも期待したい。

アロマディフューザー等と同じコーナーに展示しているブルーエア社の空気清浄機。高いデザイン性をアピールするためにも、おしゃれな非家電商品と並べるなどして工夫して展示したい(ビックカメラあべのキューズモール店オープン時)

※Camfil社による実証データ。実際の効果は、部屋の状況や使用方法により異なる

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