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カメラと写真のワールドプレミアショー CP+ 2018が3月1日から開幕 若い世代の女性やエントリー層に向けて各種のイベントを開催


写真愛好家やビジネスとして写真撮影に携わる人たちを対象として毎年、実施されているCP+が3月1~4日の期間、横浜市のパシフィコ横浜と周辺施設で開催される。本年は女性やエントリー層に向けたイベントや展示などを数々用意し、来場者のすそ野を拡大させるようなショーを目指すという。開催に先立つ20日に事前説明会が行われた。

1,123にも及ぶ小間展示は過去最大の規模

一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催するカメラや撮影に関する総合展示会のCP+2018が今年は3月1~4日の会期で、横浜市のパシフィコ横浜と横浜港の大さん橋ホールで開催される。2017年12月に記者発表会は行われていたが、その時点では未定だったものもあり、2月20日に事前説明会が開かれた。

事前説明会でCIPAのCP+実行委員会委員長の折原直人氏は、「出展社数は128社、出展小間数は1,123小間と過去最大となっています」と説明。来場者数の目標は7万人で、CP+2017は6万6,665人だったので、前回比5%増を見込んでいる。

この来場者目標数について折原氏は「目標を達成すると同時に新しい来場者をお呼びしたい。それは女性であったり、はじめて撮影を始める方など。それらの方をどれだけ増やせるかに注力していきたいと考えています」と話した。

開催規模は前回よりも出展社数で7社、出展小間数も7小間増え、小間数は過去最大規模に

キーワードはエントリー層に向けた「一緒に はじめよう」

CP+2018のコミュニケーションキーワードは「一緒に はじめよう」。カメラ初心者やカメラに興味はあるけど一眼を購入するまでにはいたらないというエントリー層に対して、CP+を通して一緒に写真を始めてみようと呼びかけるものだ。

特に女性をターゲットとしたキーワードで、女性客やエントリー層の来場者を増やす考えだ

このキーワードに合わせて、ポスター等のビジュアルもカメラを持った女性が友人に向かって、一緒にはじめようと訴えかける様子をイメージしたという。女性モデルを採用したポスターというのは通常、そのモデルが男性に向かっているというスタイルだが、今回は女性が女性に向けてメッセージを発するというスタイルのポスターになっている。それだけCP+2018では女性客の増加を期待しているということだ。

キーワードでもビジュアルでも女性に向けたメッセージで女性の集客を図る

CP+2018の訴求方法では、JR主要駅での駅貼りポスターや26日からJR首都圏の各線および東京メトロのトレインチャネルを活用。さらにFacebookやInstagram、TwitterなどのSNSを活用した広告展開も行っている。これも従来の写真愛好家だけでなく、カメラに触れたことのない新しい層を獲得するための取り組みとのことだ。

特別展示やトークショーなどのおすすめ企画も決定

今回、3つのおすすめ企画として挙げられたのが、「Photo Weekendでの特別展示&トークショー」と「フォト・カルチャー・ステージ」、「安田菜津紀があなたを撮影」の3つである。

3つのおすすめ企画で、カメラや写真撮影に対する関心を喚起する

開催期間の週末である3月3~4日を、CP+Photo Weekendとして、パシフィコ横浜の会議センターで特別展示やトークショーを開催。フォトグラファーのヨシダナギ氏の特別パネル展示とトークショー、ミニチュア写真家の田中達也氏とインターコンチネンタルホテルのコラボによるデザートの限定発売と同氏のトークショーが予定されている。

アフリカの少数民族を撮影した写真で著名なヨシダナギ氏と昨年のNHK連続テレビ小節「ひよっこ」のタイトルバックで話題となったミニチュア写真家の田中達也氏も参加
ヨシダナギ氏のパネル展示ではBackground Storyとして、撮影時に何を考えていたのかも紹介
ミニチュア写真家の田中達也氏はインターコンチネンタルホテルとコラボしてインスタ映えするデザートを制作

会議センターでは「フォト・カルチャー・ステージ」として旅/絶景、アート、音楽/J Rock、ペット/ねこという4つのテーマで特別展示やトークショーも開催されることが決まっている。

会議センターで開催されるフォト・カルチャー・ステージでは4つのテーマで特別展示

その他、大さん橋ホールではアジア最大級の写真集フェアであるphotobook JPが行われ、会場限定のオリジナルタブロイドの販売やトークイベントなども行われる。同会場である大さん橋ホールにはパシフィコ横浜と結ぶ無料のシャトルバスが会期中は運行するため、移動はラクだ。

デジタルカメラやカメラ周辺・関連機器の市場においては、日本メーカーが世界をリードするようなポジションにある。そのメーカー各社が自社の新製品を世界ではじめて発表する場でもあるCP+2018。需要が現象基調で推移していたデジカメ市場もミラーレスの需要が増加し、下げ止まり感もある。

今回のCP+2018は特に女性を意識したイベントが盛り沢山だ。来場者の関心がどこにあるのか、会場内の雰囲気や様子を見ているだけでも、売り場の展示や接客トークに活用できるアイデアやヒントが浮かぶはず。メーカーの新製品に触れることによって知識向上にも役立つだろう。首都圏近郊のデジカメ担当者には、ぜひとも足を運ぶことをお勧めしたい。

前回のCP+2017の会場風景。今回も多くの来場者が訪れることが予想される