富士通ゼネラルが「ノクリア」Xシリーズで新しいTV-CMをスタート 業界初の「熱交換器加熱除菌」機能の訴求で認知度アップを図る


2月も終盤を迎え、エアコンの暖房商戦は終わろうとしているが、実際にはまだまだ寒い日が続く。また、エアコンにおいては熱交換器などの内部をいかに清潔にして雑菌やカビ菌の繁殖を防ぐかという機能がトレンドとなっている。富士通ゼネラルは6世代めとなる現在のXシリーズで、熱交換器を加熱することで除菌する機能を搭載。この機能を訴求する新しいTV-CMを作成し、週末から全国で放映される。

イメージキャラクターには起用3年めの山崎賢人さんが出演

富士通ゼネラルでは「ノクリア」Xシリーズの新しいTV-CM『技術で菌に立ち向かう』編を作成。2月24日から全国で放映を開始する。TV-CMのイメージキャラクターには俳優の山崎賢人さんを起用。同社のイメージキャラクターとなって今年が3年めとなる。

「ノクリア」研究室の研究員に扮した山崎賢人さん。若手の人気俳優としてテレビや映画で活躍中だ

同社は現在のXシリーズで、熱交換器を加熱することにより熱交換器内の細菌やカビ菌を除去する「熱交換器加熱除菌」機能を搭載している。従来は結露した水で熱交換器のホコリや汚れを洗い流していたが、熱交換器の下の部分に水滴が残るため、乾燥させても雑菌やカビ菌を除去することができなかった。

しかし、熱交換器に残った水滴を55℃以上で10分間加熱し、お湯の状態にするとカビ菌を除去することができるという。この「湿熱効果」でカビ菌を除去する仕組みを「熱交換器加熱除菌」機能として搭載したのだ。

「カビ菌を湿熱除去」というワードで訴求

新しいTV-CMでは山崎賢人さんが研究員に扮し、「熱交換器加熱除菌」の仕組みを紹介。「カビ菌を湿熱除去」というワードをCMの中でしっかりと訴求し、視聴者の記憶に残りやすいような内容になっている。

エアコンの内部にはカビが生えやすいとナレーションで伝え、視聴者の関心を喚起
熱交換器を加熱する様子をビジュアルで訴求
水分に包まれたカビ菌が加熱される様子をアニメーションで表現
55℃以上の熱を加えられ、除去されるカビ菌
「カビ菌を湿熱除去」と音声と文字で訴求
前述でバラバラになっていたパーツが合体してXシリーズとなる

また、この新TV-CMの公開を記念して、山崎賢人さんが出演した同社のTV-CMすべてを収録した「山崎賢人×ノクリア オリジナルCM集」を抽選で100名にプレゼントするキャンペーンも放映スタートの24日から3月19日まで実施。同社のキャンペーンサイトで応募を受け付ける形だ。

接客の際に新しい技術を説明するのは、簡単ではない。TV-CMは15秒、または30秒という短い時間だが、伝えたいことを映像と音声で的確に表現するもの。販売員にとっては商品や機能説明の後押しとなるものだ。

TV-CMの視聴をアプローチに活用

「TV-CMで見たことがありますか?」という問いかけ自体がアプローチになる。お客が見ていなければ、通常の商品説明をすればよい。見たことがあれば、より詳しく説明することが可能だ。

デュアルブラスターによる「ハイブリッド気流」、熱交換器加熱除菌やプラズマ空清などからなる「ノクリアクリーンシステム」、年間を通して最適な空質環境を作る「おまかせノクリア」など、訴求できる機能が非常に多いノクリアXシリーズにTV-CMという認知をサポートするツールが加わったことで、より積極的な販売強化に注力しよう。