ビックカメラ、クックパッド投稿のドリンクを店内カフェで提供
ビックカメラの店舗擬人化キャラクター「ビッカメ娘」とクックパッドのTwitterアカウントの擬人化キャラクター「クックパッドたん」は、SNSのTwitter上でフォロワーに情報発信するだけでなく、キャラクター同士の交流も行っている。フォロワー数はビッカメ娘の「ビックロたん」の場合9,666「クックパッドたん」が39,961。
※フォロワー数は記事執筆時
3店舗で異なるドリンクを提供
ビックカメラでは、以前よりSNSを顧客の来店のきっかけにするため、店舗擬人化キャラを使った取り組みをしている。これまでにもビッカメ娘グッズの提供やビッカメ娘のユニット選抜投票企画などを行い、ネットとリアルをつなげることに注力している。今回の取り組みは、飲食コーナーのKEY’S CAFÉがある3店で実施。有楽町店ではマシュマロBKコーヒー(税込み380円)、名古屋JRゲートタワー店では小倉アイスコーヒー(税込み450円)、ビックロ ビックカメラ新宿東口店ではベリーレイヤースムージー(税込み590円)と、それぞれの店舗で異なるドリンクを提供する
KEY‘S CAFÉビックロ ビックカメラ新宿東口店
「ベリーレイヤースムージー」(レシピ作者:maiスムージー さん)
KEY‘S CAFÉビックカメラ有楽町
「マシュマロBKコーヒー」(レシピ作者:まみおさん)
KEY‘S CAFÉビックカメラ名古屋JRゲートタワー店
「*小倉アイスコーヒー*」(レシピ作者:めみたん☆さん)
※ドリンクの画像はリリースより
実際に注文してみた
早速、ビックロ ビックカメラ新宿東口店で、限定メニューを注文してみた。
キッチン家電コーナーなどでは「ビッカメ娘」と「クックパッドたん」の漫画などを掲載するリーフレットを配布する。「現時点では、売り場作りでのコラボなどは未定」(同社広報)とのこと。
限定ドリンクが来店動機に
TwitterなどのSNSを集客に活用する手法は一般化されているといっても過言ではないが、同社の今回の取り組みは、ここに行かないと体験できず、しかも期間限定という希少性もある。これまでの同社の擬人化キャラは店舗をシンボライズ化したもので、いわばアイコンのようなものだった。それがクックパッドとのコラボで、ドリンクというリアルなモノが登場した。既存のモノではない、新たなモノを生み出した擬人化キャラの取り組み。今後、同社がどのような展開を図っていくかに期待したい。