シックでインテリアを邪魔しない統一感のあるデザイン
8月22日に発売する「左右温調ホットプレート(型番:WHPK-011、WHPK-012)」、9月6日に発売予定の「かんたん両面焼きレンジ(型番:IMGY-F181-B)」、そして9月12日に発売を予定する「電気圧力鍋(型番:KPC-MA2-B)」だ。
いずれも本体カラーを黒で統一しており、デザインも統一感を持たせている。なお、一部の商品は試作機のため、ボタン配置などの細かな仕様は変更する可能性があるので留意して欲しい。
参考価格は、ホットプレートのWHPK-011が税別14,800円、WHPK-012が税別19,800円。専用容器付き電子レンジのIMGY-F181-Bが税別18,800円。電気圧力鍋のKPC-MA2-Bが税別18,800円。
左右温調ホットプレートは、一枚のプレートに左右2つのヒーターを搭載することで、プレートの左右で個別に温度調節できるようにした製品だ。温度調整用のつまみも独立しているので、直感的に操作できる。片方でお好み焼きを焼きながら、もう片方で焼きそばを炒めたり、片方で調理して片方で保温したりといった使い方が可能だ。
プレートには左右のそれぞれに「焼きごろお知らせマーク」を搭載する。予熱具合が視覚的に分かって便利だ。平面プレートのサイズは幅518mm、奥行き351mm。四人家族でも十分に間に合う広さとなっている。
電子レンジなのに両面焼き!
かんたん両面焼きレンジは、専用の容器を用意しているのがユニークだ。この容器はフタの高さを調節できるようになっており、食材がちょうどフタに当たる高さにすることで、食材の表と裏の両面を一度に加熱する。ハンバーグやムニエル、照り焼き、ホットケーキといったメニューの際、フライパン調理で食材を裏返す手間がなくなっていると思えばイメージしやすいはずだ。
もちろん、フタは食材の当たらない高さにもできるので、片面焼き料理にも利用可能だ。
自動調理メニューは、ハムエッグ、魚の切り身/開き、ピザトースト、焼きそば、生姜焼き、ステーキ、餃子、お好み焼きなど、18品を用意する。
幅広い調理に対応するコンパクトタイプの電気圧力鍋
電気圧力鍋は、圧力調理やグリル調理、低温調理、発酵調理など多彩な調理に対応する。自動調理メニューは、煮物、カレー、シチュー、お米の炊飯、鍋、スープ、発酵、低温、蒸し、お菓子など65種類を搭載。料理のカテゴリーから食材やレシピを選び、食材を入れれば、あとはボタンを押すだけで失敗のない調理が実現する。
フタは取り外すことができ、鍋モードにすることでグリル鍋にもなる。卓上に設置して鍋料理やチーズフォンデュなど、家族や友人と囲んで団欒に利用できる。
タイマー機能も備えており、あらかじめ食材をセットしておくことで、起床時間や帰宅時間に合わせた自動調理が可能だ。
調理家電売り場ではレシピブックを有効に利用
昨今の調理家電には、装丁の美しいレシピブックが付属する製品が少なくない。アイリスオーヤマの電気圧力鍋にも、きれいなレシピブックが同梱されている。調理家電売り場では、こうしたレシピブックをもっと有効に活用できるのではないかと感じる。
レシピブックを店頭で開いて見られる形で展示しておけば、自分の好きな料理が目に入ったときには足が止まるだろう。よく調理する人ならば、レシピブックの情報を自分の家族構成に当てはめ、分量や食材を脳内でカスタマイズできる。この商品で何が、どのくらいの時間で作れるのか、書かれていない調理でもだいたい想像がつく。レシピブックを見せることによって、我が家に必要な家電になることがアピールできるのだ。
もし、調理家電売り場が、各社製品のレシピブックだらけになって見苦しくなるという場合は、いっそレシピブックを集めたコーナーを設けてはどうだろう。似たような四角い箱ばかり並んだ売り場に変化が出れば、なんとなく訪れた来店客も目を引かれる。楽しく美味しそうな売り場を作って、調理家電の魅力を高めてほしい。