ヤマダ電機のアプリに新機能「ヤマダチェックインプラス」追加 全国3,000店の飲食店やドラッグストアに入店でポイントが付与
他業種・他業態の約3,000店舗でヤマダポイントが付与
ヤマダ電機では「ケイタイde安心」アプリに新機能の「ヤマダチェックインプラス」を6月11日から追加した。これは、GMOコマースが提供するO2Oサービスの「GMOチェックイン」と連携したもの。全国のGMOチェックイン加盟店約3,000店舗でチェックインするだけで、ヤマダポイントが獲得できる仕組みだ。
GMOチェックイン加盟店としては、コーヒーショップの「カフェ・ベローチェ」や焼肉レストランの「安楽亭」、居酒屋の「世界の山ちゃん」などの飲食店とともに、インターネットカフェの「自由空間」、車の修理や車検の「カーコンビニ倶楽部」など、多岐にわたる業種がある。
すでに「ヤマダ電機 ケイタイde安心」アプリのマイページには、「チェックインプラス」のアイコンが追加されており、このアイコンをタップすることで「ヤマダチェックインプラス」のページが展開される。同ページの「探す」アイコンをタップすると、現在いる場所の近くのチェックイン対象店舗を検索でき、チェックインの履歴も確認することができる。
GMO加盟店の店内に設置されているビーコン端末がアプリを自動検知し、プッシュ通知を送信。そのため、アプリを立ち上げていることと、スマートフォンの位置情報をオンにして、Bluetoothもオンにしておく必要がある。
獲得したポイントは「ヤマダポイント」と同様の使用が可能
この「チェックインプラス」で獲得したポイントは、ヤマダ電機での購入や来店スロットマシーンで獲得した「ヤマダポイント」と同様に、1ポイント=1円で使用が可能。特定の期間限定や期間固定ではなく、「ヤマダポイント」と同じく1年間有効。1年以内の再利用で有効期間は更新される。
レオパレス21やコナカ、サカイ引っ越しセンターなど、ヤマダ電機以外でも「ヤマダポイント」が獲得できる提携サービスは従来からある。ポイントの獲得と使用がいずれも可能なサービスは、ANAマイレージクラブのマイルのみ。今回追加された「チェックインプラス」もポイント獲得のみで、GMOチェックイン加盟店での使用はできない。
「チェックインプラス」は来店を促す効果に期待
飲食店やドラッグストア、スーパーなどと異なり、顧客が家電量販店へ来店する頻度は決して高くない。それゆえ、家電量販企業は様々な手法で店舗の集客力をアップさせようと試みている。今回の「ヤマダチェックインプラス」は、その意味で他業種・他業態で獲得した「ヤマダポイント」をヤマダ電機の店舗やネットショップで使うという購入の動機づけになる取り組みだ。
提携しているGMOコマースでは、このGMOチェックイン」以外にも各種のO2Oサービスを展開。顧客の属性や来店状況に合わせた店外・店内販促も積極的に行っている。現在のところ両社はチェックインサービスのみの連携だが、今後、さらなるO2Oサービスの強化も考えられる。来店の新しいきっかけづくりとして大いに期待ができる取り組みといえよう。
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