バーミキュラ ライスポットで炊いたごはんは「つやつや!うま~」だ!
噂のバーミキュラ ライスポットとは
11月某日、家電ライターのコヤマタカヒロさんが主催する「バーミキュラ ライスポットナイトin神田くろきん」に参加しました。コヤマさんが自腹買いしたという「バーミキュラ ライスポット」に加え、メーカーからの貸機1台を加えた台で炊飯し、みんなでごはんを食べてみようという趣旨の会です。バーミキュラの実力を試しに来たのか、ちょうど夕食だからと来たのか定かではありませんが、参加メンバーはライターを中心に食べるぞモードの18名。
バーミキュラ ライスポットは、愛知県に本社を置く愛知ドビーが開発した炊飯器。愛知ドビーは、自社の精密加工技術と鋳物技術を活かし、2010年より国内で唯一となる鋳物ホーロー鍋「VERMICULAR(バーミキュラ)」の生産に成功。発売以降、多くのファンを獲得し”予約してから手に入るまで数か月待ち”といわれているほどの人気商品。その愛知ドビー社が開発した炊飯器「バーミキュラ ライスポット」は鋳物ホーロー鍋の”ポット”と、IH調理器の”ポットヒーター”に分かれた構造で、IH部が鍋を包み込むようになっています。炊飯モードは白米、玄米、おかゆの3種類。調理モードは中火、弱火、極弱火、保温で、炊飯容量は5合炊きで、価格は79800円(税抜)。
開けてビックリ、つやつやで、ハリのあるごはん
炊き上がったごはんをみて驚いたのは、ごはんのツヤ。つやつやピカピカのごはんに思わずうっとりごはんの粒がしゃっきり立っていて、鍋全体でムラなく炊けているようでした。
食べてみると、ハリがあり歯ごたえのある味わい。最初に粒感をはっきり感じ、噛むとモチモチ。おいしいけれど主張しすぎない味なので、おかずがすすむご飯だと感じました。
通常の炊飯器のように内蓋やカートリッジなどがない、シンプルなつくりなので、洗うパーツが少なく手入れが簡単という点に好感が持てます。その反面、鋳物でできているためにどうしても蓋が熱くなる、内蓋と蓋が重い、保温機能がないという点は注意が必要だと思いました。
ローストビーフも激ウマらしい
ところで、「バーミキュラ ライスポット」には調理モードがついており、煮物や焼き物がつくれるというのが魅力です。自腹で購入した持ち主のコヤマさんによれば「ローストビーフが絶品。低温調理もできて便利だよ」とのこと。ローストビーフ食べたい!なんで今日出さなかったんだ~!とコヤマさんの懐具合など知ったこっちゃないモードになる筆者でした。
「バーミキュラ ライスポット」の特長を生かし、平日は食材を入れるだけの無水理器として利用し、時間がある週末に炊飯器として利用するという方法ができると感じました。
シャープの「ヘルシオ ホットクック」、ティファールの「マルチクッカー クックフォーミー」、象印の電気圧力鍋など、電気を使った自動調理鍋のラインナップが増えています。実はこれら、いずれも炊飯が可能なんです。中でもクックフォーミーは10合まで炊飯ができるので大容量炊飯器としての顔も持っています。このほか、アイリスオーヤマからはIH調理器にもなる炊飯器「RC-IA30」が発売されています。
調理もできて、炊飯もできる。そんな製品が増えています。今でも炊飯器を使って煮豆などをする人もいますが、機種によっては豆の皮が詰まるなどして重大な事故を引き起こす危険性もあります。安全に、そしておいしくおかずを作るなら、調理モードがついている製品がおススメです。ごはんを炊くという基本性能だけでなく、おかずがつくれる調理機能込みで炊飯器を選ぶ。そんな時代がすぐくるかも!?