ブラウンが電動シェーバーの最上位モデル「シリーズ 9Pro」「シリーズ8」を発売


昨年から電動シェーバーのラインアップをリニューアルしてきたブラウン。2020年8月にミドルクラスの「シリーズ5、6、7」の新製品を発売し、今年の1月からどこにでも持って行けてシェービングできる「ブラウン mini」を市場投入した。そのブラウンが、新たなテクノロジーでより深剃りができる最上位モデル2モデルを8月23日から発売する。

直近4年間の家電量販店での電動シェーバーの販売台数は、減少傾向で推移。特にこの1年間はコロナ禍での在宅勤務増加により、シェービングの頻度が減少したことが影響しているとブラウンではみている。

だが、販売台数は減少しているものの、単価は上昇傾向で推移しているという。この理由としてはユーザーのサスティナビリティに対する意識が高まってきたことと、良い製品を長く使いたいという価値観へのシフトがあると同社ではいう。

ブラウンがユーザーアンケートを実施した結果、電動シェーバーユーザーの悩みは、朝剃っても夕方に目立ってくる『夕方ヒゲ』とのこと。アンケートの回答者の38%が「朝剃っても外出先でヒゲを剃りたいと思ったことがある」と回答している。

外出先でヒゲを剃りたいと思ったことがあるのは全体の38.2%だが、20代は5割超で30代でも4割超

なぜ、朝にシェービングをしても夕方にヒゲが目立ってくるのか。その理由は3つ。ヒゲが時間とともに伸びてくる、シェーバーが肌に密着せず深剃りができていないヒゲがある、網刃の中に入らずに剃りきれないヒゲがある、というものだ。ブラウンは新製品に新しいテクノロジーを採用し、このうち肌との密着性と網刃の中に入らないヒゲの2つの課題を解消して『夕方ヒゲ、ゼロ』をうたう。

コンパクトヘッドと首振りの可動域前後40°で密着性をアップ

新製品は最上位モデル「シリーズ9」をアップグレードした「シリーズ9Pro」と「シリーズ8」の2モデルだ。

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リニューアルされた「シリーズ9Pro」(上)と「シリーズ8」(下)

「シリーズ9Pro」の特長は①究極の密着性、②コンパクトヘッドに搭載されたシェービングテクノロジー、③充実した付属品、の3ポイント。それぞれを紹介しよう。

最近の電動シェーバーは刃の枚数が多く、従来よりもヘッドが大きくなっている。ヘッドが大型化したことで、逆に肌との密着性がスポイルされている面があるのだ。そこで、ブラウンは①を実現するためにヘッドをコンパクトにするとともにヘッドの可動域も大きくした。

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より肌との密着性を高めるため、2つの機能を採用

ムダな部分を削ぎ落としてヘッドをコンパクトにすることで、鼻の下などの狭い部分でもスムーズに剃れる。さらに通常、ヘッドの可動域は20°程度のところを40°まで広げ、顎の下などの凹凸がある部分での密着性を高めた。

新“プロブレード”で寝たヒゲやくせヒゲもしっかりカット

先述でも触れたとおり、夕方にヒゲが目立つ理由の一つに、ヒゲが網刃の中に入らず、剃りきれていないということがある。特に「寝たヒゲ」や「くせヒゲ」は網刃の中に入りにくく、その結果が剃り残しとなってしまうのだ。そこで、②を採用したことによって究極の深剃りが実現できるようにした。

究極の深剃りを実現するテクノロジーは新“プロブレード”とディープキャッチ網刃。プロブレードとはヘッドの中央部にあって、網刃ではなく溝刃のような形状をした機構部。肌から生えているヒゲの角度が23°以下の寝ている状態だと、従来のシェーバーではどうしても立ち上げることができなかった。

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網刃は網の中にヒゲが入ることが前提だが、寝たヒゲやくせヒゲは網刃に入りにくく、それが剃り残しの原因の一つになっている

そこで新“プロブレード”は開口部を従来よりも35%拡大し、さらに刃も従来比で30%薄くした。このことで、今まで剃れなかった23°以下の寝たヒゲやくせヒゲもカットできるようになったという。

新“プロブレード”は外刃に当たる部分。開口部が広がったことでヒゲを取り込みやすくなり、薄くしたことでより深剃りを実現。「シリーズ8」は新“プロブレード”非搭載

ディープキャッチ網刃は「シリーズ9」でも採用されており、900個もの異なる網目パターンがしっかりとヒゲを捉えて剃る。この2つのテクノロジーで効率的かつ深剃りのできるシェービングを実現した。

シェービングテクノロジーによって、これまで剃り残していたヒゲも0.05mmの深剃りが可能となった

また、「シリーズ9」搭載の音波振動テクノロジーも継続搭載。ヘッドが毎分1万回振動することで寝たヒゲやくせヒゲを起こし、1回のストロークでより多くのヒゲをカットする。振動で肌との摩擦も軽減されることで、肌にもやさしい。

充電機能搭載のトラベルケースで6週間の連続使用

③の付属品にはアルコール洗浄により99.9%除菌するアルコール洗浄システムと新充電トラベルケース(「シリーズ9Pro」のみ)がある。新充電トラベルケースは持ち運びの際に本体をしっかり保護し、リチウムイオン電池内蔵で1時間の充電で最大6週間の連続使用が可能だ。

トラベルケースから充電できるので、旅先や出張先でも心強い。
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「シリーズ9Pro」と「シリーズ8」の本体での違いは上記のとおりで、トリマー刃の部分が異なる

パッケージ製品としては複数のタイプがあり、「シリーズ9Pro」は本体、洗浄機、トラベルケースのフルセットと、本体と洗浄機のセット、そして本体のみの3タイプ。「シリーズ8」は本体と洗浄機のセットと本体のみの2タイプである。また、「シリーズ8」はカラーリングも一新し、ブラックとシルバー、グレーの3色。洗浄機は新たに乾燥までできるようになっている。

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「シリーズ8」のカラバリはユーザーの人気が高い3色を揃えた

T字ユーザーにも肌にやさしい深剃りを提案

T字カミソリは外刃がなく、ヒゲを直接剃る。電動シェーバーはその構造から外刃と内刃が必要で、外刃があるためにT字よりも深剃りがしにくい。しかし、毎日T字でシェービングするのは結構な手間だ。しかも直接刃を肌に当てて剃るので、肌を傷つけてしまうこともある。できれば電動シェーバーに替えたいと考えているお客も少なくないだろう。

最上位モデルで肌にやさしく、究極の深剃りを実現したというブラウンの「シリーズ9Pro」と「シリーズ8」は電動シェーバーの買い替え層はもちろん、T字からのシフトも提案できる製品となっている。

以前であれば、デモ機による体験を促すこともできたが、コロナ禍では難しい。売り場では、なぜ深剃りができるのか、そのメカニズムをいかにお客に伝えられるかが肝心だ。手書きPOPやパネル、販促ツールなどを駆使して、T字を使っているユーザーの関心も引き、接客でしっかりと製品の説明を行いたい。

特に今回の新製品は1度に多くのヒゲを深剃りでき、『夕方のヒゲ、ゼロ』とアピールしている。在宅勤務とはいえ、オンライン会議はある。外出の有無に関係なく、画面を通して人と接する機会が激減したわけではない。対面での会議ではマスクで剃り残しを隠せるが、オンラインでは逆に隠せない。このようなことを接客時のフリとして使い、リニューアルした「シリーズ9Pro」「シリーズ8」を提案しよう。