年末ボーナスは自分へのご褒美♪ キヤノンの最上位ミラーレスカメラ EOS M5で「デジカメ初心者」を卒業しよう!


キヤノンが満を持して発売したEOS M5のターゲット層

シュリンクし続けているデジカメ市場。キヤノンは2016年度の交換レンズ式カメラ市場について、台数ベースで昨年対比20%減を予測している。同社はラインアップを強化することでこの現状に対応。ユーザーのニーズに細やかに応え、潜在需要をしっかりと顕在化させていく考えだ。

そこでキヤノンは11月25日にミラーレスカメラの最上位機種、EOS M5を発売。2012年に同社がミラーレスカメラに参入して以来、本機が5機種目となる。EOS M5は、現在市場で展開しているEOS M10とEOS M3のエントリー機種からのステップアップユーザーをターゲットとした、ミドル機種だ。キャッチコピーはずばり、「いままでのミラーレスに、満足しているか?」。

ミラーレスエントリー機種のユーザーに聞いた不満点をことごとく解消する本機種。今年1年頑張ったご褒美に、また、来年も趣味をさらに充実させるために、年末のボーナスで購入を検討してはいかがだろうか。

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高級感のあるデザインのEOS M5。持つだけで「ステップアップ」を実感できる

ミラーレスエントリー層が抱える不満とは?

キヤノンマーケティングジャパンが行った調査によると、エントリータイプのミラーレスユーザーが感じる不満点は、主に以下の5点

・オートフォーカスが遅い
・暗いシーンがキレイに撮れない
・モニターで撮影しづらい
・直感的な操作ができない
・もっと表現の幅を広げたい

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筆者自身、今まさに、エントリータイプのミラーレスカメラからのステップアップを目論んでいる。初めてレンズ交換式カメラを購入した時、モニターをタッチしてピントを合わせる機能や、カメラからモードや機能の説明などをしてくれるアシスト機能に大変お世話になった。

しかし写真撮影に慣れてくるのに比例して、このようなお助け機能が不要な場面が徐々に増えてくる。また、上位モデルのカメラを持っている人への憧れや、自分も上位機種を持てば上手くなるかもしれないという期待も出てくる。

EOS M5は、そのようなエントリー機種で写真撮影に慣れてきたユーザーの、「もっと快適に、もっと写真表現の幅を広げたい」というニーズをしっかり汲み取っている。具体的なオススメポイントを紹介しよう。

ステップアップするために欲しい機能を隈なく搭載!EOS M5のここがオススメ!

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9月15日開催のキヤノン「デジタルカメラ新製品記者発表会」スライドより

1.素早く高精度なピント合焦

高精度AF技術「デュアルピクセル CMOS AF」を、キヤノンのミラーレスカメラEOS Mシリーズで初めて採用。撮影範囲の全面全域での測距が可能なので、ピントを合わせるのが素早く、しかも高精度に合焦できる。

エントリーユーザーは、撮影を重ねるうちに、「ピントを合わせる」ことの難しさと楽しさを感じる。エントリータイプのミラーレスカメラでは、液晶画面のタッチ操作でピントを合わせられる機能が便利で、初めてレンズ交換式カメラで撮る際には強い味方だ。

しかし、写真撮影に慣れてくると、このような「簡単機能」を卒業したいと考える人が多い。EOS M5の高精度AF技術はマニュアル操作が楽しくなってくるステップアップユーザーのテクニック上達を後押しする。

2.電子ビューファインダーを内蔵、ファインダーを覗きながら直感的な操作を実現

エントリータイプのミラーレスカメラのユーザーは、「カメラにファインダーがついている理由」を実感する撮影シーンが必ずある。太陽の下での撮影ではモニターが見えにくくなるし、モニターを見ながら撮影する姿勢は、カメラが揺れてしまうことがあるからだ。
ファインダーがあることで天候やシチュエーションに関係なく被写体をはっきりと集中して見ることができ、ファインダーを覗いてカメラを構える姿勢は、モニターを見て撮るよりもカメラをしっかりとホールドできる。

EOS M5は、電子ビューファインダーを内蔵。上記のようなファインダーを待望しているステップアップユーザーも満足だ。さらに、「タッチ&ドラッグAF」機能は、ファインダーを覗きながら液晶モニターをタッチ&ドラッグすることによって、ピントを直感的な操作で合わせることができる。ステップアップユーザーと言っても、まだまだカメラからのアシストは必要な人が多い。「タッチ&ドラッグAF」は、そのような「初心者卒業ほやほや層」の頼れる機能だ。また、ファインダーを覗きながら露出補正などの各種操作も可能な設計で、写真撮影が快適になる。

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ファインダーを覗きながら直感的に撮影ができるような機能を搭載。
(左)被写体を捉えながらフォーカスポイントを指定できる「タッチ&ドラッグAF」(9月15日開催のキヤノン「デジタルカメラ新製品記者発表会」スライドより) (右)露出補正などのダイヤル配置にも細やかな気配りをしている

3.暗いところでも高画質な撮影

スマホとデジカメの大きな差別化ポイントの一つが、暗所での撮影だ。センサーサイズが大きいゆえの利点だが、昨今のスマホは結構スゴイ。暗所でも綺麗に撮れてしまうのだ。これは、撮影後にスマホの画面だけでの閲覧で完結している人が多いので、そう感じるということもあるだろう。しかし、写真をSNSにアップして楽しむ人が増えているいま、スマホの画面で見ても、デジカメとスマホカメラの画質に明らかな違いが欲しい。

EOS M5は、最新の映像エンジンDIGIC7と約2420万画素CMOSセンサー搭載で、暗所撮影でもノイズを抑えた、雰囲気や立体感まで再現する高画質な撮影を可能にする。スマホよりも「表現力の高い」写真が撮れるのだ。

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キヤノンはレンズの種類が豊富で価格も手ごろなものがあるため、気軽にレンズを交換してさらに写真撮影の幅が広がる。